各電力会社、電気代の値上がりはいつから?

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電気代の値上がりは、全国で4月1日から順次始まります。

東京電力は、6月1日から。

1月のネット上では異様に高い電気代に対し、「オール電化だから仕方ない」「節電していないからだ」と、自分には関係ない・対岸の火事だと思っている方もいますが、全国エリアで4月から順次、電気代が大幅に値上がります。(今後も上がっていきます)

 

▼主な電力会社の値上げ率▼

個人・法人契約など、また各家庭で契約しているプラン等により値上げ幅は変わってくるため、契約事業者のサイトにて確認してください。

値上げ後、どのくらい電気代が上がるのか?シミュレーションできる事業者もあるので確認してください。

 

2023年6月1日から値上げ↓

東京電力
平均29.31%の値上げhttps://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2023/1664634_8668.html

 

4月1日から値上げの電力会社↓

北海道電力
32.0%の値上げ
https://www.hepco.co.jp/price_revise/

東北電力
平均32.94%の値上げ
https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/dryokinkaitei/

北陸電力
平均45.84%の値上げ
https://www.rikuden.co.jp/rate/index.html

中国電力
平均31.33%の値上げ
https://www.energia.co.jp/index.html

四国電力
平均28.08%の値上げ
https://www.yonden.co.jp/publish/page_24.html

沖縄電力
約39%の値上げ
https://www.okiden.co.jp/

 

現状、値上げせずの会社↓(2月2日時点)

九州電力
自由料金プランの値上げ、燃料費調整の上限撤廃により高額になる場合もあるので注意。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/925289/
「2023年3月分電気料金の燃料費等調整単価をお知らせします」
https://www.kyuden.co.jp/press_h230127-1.html

関西電力
燃料費調整額は、年間通して上がっていますので要確認。
「電気供給条件(低圧)および料金表によりご契約のお客さまについては、燃料費調整における上限値はございません」
https://kepco.jp/ryokin/seido/


 

※電気代単価の比較表など出している事業者もいますが、一見、単価が下がって安くなっているように見えます。が、国の電気代支援金を差し引いて表記されていますので注意。支援が切れる10月以降に電気代が爆上がりしたかのように感じることのないよう割引きされていることを忘れず、節電に取り組みましょう。


 

現在、電気代の異常な請求額で大変な方は、節電対策と使用している全家電をリストアップし、使用を止められる家電は止めるなどして対策をとりましょう。※生命に危険の及ぶ過剰な節電は避けてください。

家電の使用頻度などの見直し、契約ワット数の変更(頻繁には変更できないので注意)なども視野に入れ、本格的に値上がる前に可能な限り対策を考えていきましょう。

東京電力は6月から、その他電力会社は4月から値上げが始まりますが、以降海外のように2倍、3倍と高騰してくる可能性もあるため節電対策は必須です。


国の支援策

■国の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の事業者として採択された事業者は、事業対象期間の2023年1月~9月使用分の電気・ガス料金を割り引きされます。

およそ毎月2000円余りの割引とされています。※2月~10月請求に適用されます。申請は不要です。

電気代支援、1月使用分から 請求書に値引き額
政府による電気・都市ガス料金の負担軽減策が始まり、2月1日以降、実際の値引き額が各家庭で確認できるようになる。政府の対策により、家庭向けの電気代は1月使用分の料金から1キロワット時あたり7円が値引きされる。1月分の料金は2月の検針で確定する。小売り各社は検針票や請求書を通じて値引き額を示す。政府は標準世帯として電気で月...

注意!

節電対策をし、2月以降の請求書が来た時に「大幅に金額が下げることができた」「思ったより安い!」等々、勘違いしないようにしましょう。2月から10月請求分までは、上記の国の電気代支援金が適用され割引されています。

毎月2000円余りの割引と言われていますが、その分を加算して引き続き、節電対策を考えましょう。

電力消費の激しい冬と夏の時期をどう乗り切るか?が重要です。

冬・夏の節電対策について、具体的に何をすると良いのか?をネットで検索し、情報はマメに更新して得るようにしましょう。


 

節電しているのに高額請求が来た!原因

節電していても高額請求が発生してくる理由は、電気代の単価が上がる、「燃料費調整額」や「託送料」が値上がることでも起こります。

燃料費調整費の上限がある従来プランで契約しているから大丈夫!という方もいましたが、この上限もいつ撤廃されるか分かりませんので要注意。

電気代なぜ高い?★燃料費調整額の上限を撤廃についてのまとめ
本格的な電気代の値上げは4月または6月からですが、12月の電気代がすでに10万越えになっている方もいるようです。なぜでしょうか?もちろん、電気使用量が多いということがありますが、電気代明細書を見ると使用料以外に、請求額が上がっている項目があ...

各電力会社の赤字は数百億円以上になっていますが、それを回収するために電気代の単価を上げるだけでは間に合いません。また、現在大半の電力事業者の燃料費調整額は、上限に達している状況です。

燃料費調整額」の上限を撤廃し、赤字分をその項目からでも回収できるようにしたいのが電力会社の本音でしょう。

これからの時代は、今までの観念が通用しないと思ったほうが良いです。

今までいわれていた節電対策を徹底しても、焼け石に水という事も起こってくるでしょう。もしかすると、昔ながらの電気を使わない手作業の生活に戻らないとやっていけないという状況もやってくるかもしれません。

今のうちに家電を1つずつ見直し、使用頻度を減らす、使用時間を短縮するなどしてみましょう。この家電を使わないとしたら、なにをどうしたらいいのか?を調べ考えてみましょう。そして、実際に体験をしてみると良いでしょう。極力電気を使わない生活を作りはじめ、その生活に慣れておくことが必要かもしれません。